今週から来週にかけての補助金スケジュールの動きのまとめです。
今週の日経新聞では、野村HDや伊藤忠商事による中小企業の事業承継支援ファンドの設立や、身近な業務ソフト(SaaS)へのAI実装など、中小企業の「次世代へのアップデート」を後押しするニュースが目立ちました。
今週は新たな補助金の公募要領公開や、大型補助金の申請受付が続々とスタートしています。週末にぜひチェックしてみてください。
今週公募要領公開【デジタル化・AI導入補助金
今週金曜日(27日)に、今年度大注目の「デジタル化・AI導入補助金」の公募要領が公開されました。ニュースにあるように、普段使っている業務ソフトにAIが組み込まれる時代です。自社のデジタル化を一気に進めるチャンスです。
こんな経営者におすすめ
- AIやデジタルツールを導入して、抜本的な業務効率化や生産性向上を図りたい「中小企業・小規模事業者」
- 「AIは難しそう…」と導入をためらっているが、人手不足解消の切り札を探している方
具体的事例をニュースから
最近のニュースではこんな事例が当てはまりそうです。実際、登録ツールになっているか、事業計画などによって該当するしないなどがきまるため、詳細は必ずご確認下さい。
- 【2/26 日経新聞朝刊】 ラクスが経費伝票を自動作成する機能を搭載するなど、国内の業務ソフト(SaaS)各社がAIを活用してサービスを高度化させている事例。
- 【2/20 日経MJ新聞】 ファーストアカウンティングが「簿記1級水準」の経理AIを開発し、伝票処理など企業の経理業務の負担を大幅に軽減する事例。
今週スタート!【成長加速化補助金(2次公募)】
今週火曜日(24日)から2次公募の申請受付が始まりました。単なる設備投資にとどまらず、M&A後の事業再構築や、新ブランド展開など、企業を成長軌道に乗せるための大胆な投資を強力に後押ししてくれます。
近年、政府として「中堅企業」を増やそうという方針が見えます。一定の規模が前提となりますが、50億前後の売上規模の企業はスイートスポットではないかと思います。ぜひご活用ください。
こんな経営者におすすめ
- 売上高100億円などの大幅な拡大や、中堅企業へのステップアップを目指す意欲的な「中規模企業・中堅企業」
具体的事例をニュースから
- 【2/23 日経新聞朝刊】 豆腐製造大手の相模屋食料が、経営難の同業他社を積極的に買収し、地域色を生かした「地豆腐」として再ブランディングすることで収益を拡大している事例。デューデリなどの諸費用が対象になる可能性があります。
今週スタート!【事業承継・M&A補助金(14次)】
27日から申請が始まりました。ニュースでも金融機関や大手企業が中小企業のM&A・事業承継支援に本腰を入れていることがわかります。専門家を活用する経費などに幅広く使えますが、約1か月という短い期間ですので早く動きましょう。
こんな経営者におすすめ
- 後継者不在に悩む「小規模事業者」、またはM&Aで事業拡大を狙う「中小企業」
- 社内の優秀な従業員に会社を譲りたい(社内承継)と考えているオーナー経営者
具体的事例をニュースから
そろそろ締切!補助金一覧
これから2週間以内に締め切りが来る補助金・助成金をまとめました。申請漏れや「間に合わない!」ということがないようにチェックしてください。
2週間以内に締め切りなし!でも油断は禁物
2週間以内に締め切りが来る有名どころの補助金はありません。ですが、3月現淳~4月上旬にかけて締め切りが多く到来します。例えば以下の通りです。
- 中小企業成長加速化補助金 3/26
- 新事業進出補助金 3/26
- 小規模事業者持続化補助金(災害支援枠) 3/31
- 事業承継・M&A補助金 4/3
年度末で急がないように、今から準備を進めていきましょう。
その他人気補助金の状況
- ものづくり補助金(第23次): 2/6に公募要領が公開され、4/3~5/8が申請受付期間です。
- 小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠・創業型): 1/28に公募要領が公開され、3/6~4/30が申請受付期間です。
- 省力化投資補助金(カタログ注文型): 随時受付中です。
まとめ
補助金は「知っているか、知らないか」、そして「自社のフェーズに合ったものをタイミング良く使えるか」で経営に大きな差が出ます。せっかくの支援策を使わないのは本当にもったいないですので、改めて確認いただけたらと思います。