今週から来週の補助金スケジュールの動きのまとめです。
今週の日経新聞では、大企業が過去最高水準の賃上げを要求するニュースが目立ちました。 今週〜来週にかけて、中小企業の成長や省力化を強力に後押しする補助金の受付が続々とスタート・締切を迎えます。週末にぜひチェックしてみてください。
1. 今週スタート!【新事業進出補助金(第3回)】
• 申請受付期間: 2月17日〜3月26日
• こんな経営者におすすめ
◦ 物価高や既存市場の縮小(需要減)に強い危機感を抱いている方
◦ 現在の設備やノウハウ(既存リソース)を活かして、思い切った業態転換や新市場への進出を考えている方
• 具体的事例をニュースから
◦ 【2/19 日経新聞朝刊】 クリーニング店(日光社など)が、ホテルに泊まるインバウンド向けに「洗濯代行」サービスへ業態転換した事例(関連記事)。
◦ 【2/20 日経MJ新聞】 岩手の米穀卸(北日本製袋)が、米袋づくりの技術を活かして自社ブランドのバッグを販売し、さらにおにぎり店も開業した事例。
今週火曜日(17日)からいよいよ申請受付が始まりました。ピンチをチャンスに変える「攻め」の転換を国が支援してくれます。
2. 今週スタート!【成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)】
• 申請受付期間: 2/16〜4/17
• こんな経営者におすすめ
◦ 独自の高度な技術力を持つ「小規模〜中規模の製造業、IT・ソフトウェア業」など
◦ 高度な技術力や独自アイデアを持ちながら、資金面で研究開発を躊躇している製造業やIT企業の経営者
◦ 大学や公的研究機関と連携して、画期的な新製品・新サービスを生み出したい方
• 具体的事例をニュースから
◦ 【2/18 日経新聞朝刊】 名古屋大学が開発を進める、若手でも熟練者並みの作業ができる「半導体設計の支援AI」のような、大学等の研究機関と連携した先端技術開発。
高度な技術の種を大学や公的研究機関と連携して画期的な製品を生み出すチャンスです。
3. 来週スタート!【成長加速化補助金(2次公募)】
• 申請受付期間: 2/24〜3/26
•こんな経営者におすすめ
◦ 売上高の大幅な拡大や、中堅企業へのステップアップを目指す意欲的な「中規模企業・中堅企業」
• 具体的事例をニュースから
◦ 【2/20 日経MJ新聞】 まさにこの記事!岩手の米穀卸「北日本製袋」が売上高100億円を目指すにあたり、この「中小企業成長加速化補助金を投資の半分にあてる」計画であることが報じられました。
大手に対抗する賃上げ原資を作るため、抜本的な設備投資で「稼ぐ力」を伸ばす企業を国が強力に後押しします。
4. 来週スタート!【事業承継・M&A補助金(14次)】
• 申請受付期間: 2/27〜4/3
• こんな経営者におすすめ
◦ 後継者不在に悩む「小規模事業者」、またはM&Aで事業拡大を狙う「中規模企業」(物流・建設・外食などで再編が活発)
• 具体的事例をニュースから
◦ 【2/17 日経新聞朝刊】 物流業界で、時間外労働規制に対応しきれない地方の中小物流会社が、大手(SGホールディングス)へ事業承継(M&A)を相談し、子会社として生き残りを図る事例。
◦ 【2/20 日経MJ新聞】 「筑豊ラーメン山小屋」の運営会社が、高級バーガー店や焼肉店を買収(M&A)し、多角化を進める事例。
長年培った技術や顧客を消滅させるもったいない廃業を防ぐ、あるいはM&Aで一気に成長を加速させるための切り札です。
5. 来週締切!駆け込み確認【省力化投資補助金(一般型)】など
• 申請締切: 2/27まで(※カタログ注文型は随時受付中)
• こんな経営者におすすめ
◦ とにかく人手不足が深刻で、今すぐ業務を効率化したい「小規模事業者〜中小企業」
• 具体的事例をニュースから
◦ 【2/18 日経新聞朝刊】 給食の厨房で、調理員などの負担を減らすために食器や野菜の「自動洗浄機」の開発・導入が進んでいる事例。
「うちはITに詳しくないから…」という企業でも大丈夫です。あらかじめ用意されたカタログから、券売機や清掃ロボット、自動洗浄機などの省力化機器を選ぶだけで申請できる枠もあります。
6. その他人気補助金の状況
ものづくり補助金
2/6に公募要領が公開され、4/3~5/8が申請受付期間です。
小規模事業者持続化補助金 一般型 通常枠 | 創業枠
1/28に公募要領が公開され、3/6~4/30が申請受付期間です。動くにはちょうど良い時期ですので、取りこぼさないようにしましょう。
まとめ
参考に主要補助金の売上・投資規模イメージを添付します。

補助金は「知っているか、知らないか」そして「自社のフェーズに合ったものをタイミング良く使えるか」で経営に大きな差が出ます。せっかくの支援策を使わないのは最大の「もったいない」です。ぜひご活用下さい。